黒豆に含まれる数々の有効成分
「黒豆の煮汁」を積極的にすすめているクリニックもあります。 その効果はめざましく、近畿 農政局や兵庫県で行われた黒 豆の学会など、数々の発表の 場において、高い注目をあび てきました。
「血糖値が低下し、糖尿病が改善した」「コレステロールや中性脂肪が減って脂質異常症(高脂血症)が改善した」といった報告は、きりがないぼどたくさんあります。
また、血圧に対する症例も豊富です。これらの効果は、黒豆に含まれる成分によってもたらされると考えられます。
サポニンは、脂肪をとり除き、コレステロールの吸収を抑える働きを持つ成分。レシチン(リン脂質)は大豆たんばくと一緒になると、コレステロールの運搬役である胆汁酸にくっつき、その再吸収を抑えます。
また、レシチンは、悪玉コレステロールの〝もと″になる吸収脂肪(超比重リボたんばく) の分解を高めます。
このほかイソフラボンなど、血液をサラサラにする働きを持つ成分を、黒豆は多数含有しているのです。こうした成分の中でも、注目したいのが「シアジニン」。ブルーベリーなどに含有されることで知られる「アントシアニン」を構成する主成分です。
その特徴は、高い抗酸化力を持ち、活性酸素を抑える作用に優れていること。体内で過剰に増えると、病気や老化の原因になる活性酸素は、血液中の血小板を活性化し、血を固まらせてしまうという性質があります。
つまり、血液をドロドロにして流れにくくするのです。シアジニンは、活性酸素の除去に働くうえ、血小板をもとの状態に戻し、血流を改善する働きがあるといわれています。血液のめぐりがよくなれば、高血圧の改善につながり、さらには、脳梗塞・心筋梗塞などの重篤な病気の予防も期待できるでしょう。
実際に黒豆の煮汁を飲むと、早い人なら1週間、多くの人は1ヶ月前後で効果が表れます。とある人の場合、200もあった血圧が123にまで下がりました。
また、脳梗塞の前兆である手足のしびれが消えたという方も。こんなに素晴らしい効果がありながら、水に漬けた黒豆を煮るだけ、といたって簡単です。
しかも、黒豆の煮汁は完全な自然の食品なので、副作用などの心配もなし。飲み続けても血圧が下がりすぎることもありません。安心して、高血圧改善に黒豆の煮汁をお役立てください。
黒豆の煮汁の効果は、血液さらさら、血圧が下がる。中性脂肪が減るなどです。
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