ウコン 抗酸化力 はかなり強力です。主成分である「クルクミン」には、活性酸素を抑える作用があり、細胞の老化予防や生活習慣病のリスク軽減に役立つとされています。特にクルクミンは、ビタミンCやビタミンEと並ぶほどの高い抗酸化作用を持つとされ、体内の酸化ストレスを減らす効果が期待されています。
ウコン 抗酸化力 はかなり強力
ウコンはインドを中心にした熱帯アジアに広く自生するショウガ科の植物です。カレー粉に欠かせない香辛料ターメリックとして有名ですが、日本ではタクアンの染料としても有名です。
インドや中国では古くから生薬として珍重され、日本でも江戸時代中期には肝臓や胃腸、あるいは強心剤として使われていました。
ウコンパワーの鍵となるのがクルクミン。ウコンの根茎を割ると濃いオレンジ色をしていますが、その色素成分です。クルクミンには利尿作用があり、胆汁の分泌を盛んにして肝臓の機能を高める働きがあります。
また、抗酸化作用、解毒作用もあり、最近では胃潰瘍の原因となるピロリ菌を除去する作用も明らかになりました。抗がん作用があることも確認されています。
ウコンを健康補助食品として摂る場合、乾燥根茎または粉末から加工された頼粒、錠剤、お茶、ドリンク剤などがありますが、粉末は苦みが強くて飲みにくく、どうしても敬遠されがちです。
そこで、主産地沖縄で古くから伝わる発酵という手法を加えると、苦みも抜けて飲みやすくなります。製品を選ぶ際には、乳酸菌やサトウキビの糖分などを媒体として用いた天然のウコンをおすすめします。苦みやにおいも少ないだけでなく、抗酸化力もアップします。
酸化ストレスを減らすことによる効果
1. 老化の予防
活性酸素による細胞のダメージが抑えられ、シワやたるみ、肌のくすみなどの老化現象を遅らせる効果があります。
2. 生活習慣病の予防
酸化ストレスは、動脈硬化・高血圧・糖尿病などの原因となるため、それを軽減することで病気の予防につながります。
3. 免疫力の向上
細胞が健康な状態を保てるため、ウイルスや細菌への抵抗力が高まります。
4. がんのリスク低下
DNAの損傷を引き起こす活性酸素を抑えることで、がんの発生リスクを減らす可能性があるとされています。
5. 脳の健康維持
認知症やアルツハイマー病にも酸化ストレスが関与しているとされており、酸化を抑えることで脳の老化を遅らせる可能性があります。
6. 疲労回復・ストレス緩和
酸化ストレスが軽減されると、体内の炎症や疲労物質も抑えられ、心身のリカバリーがスムーズになります。
ウコン