大根スープ 痩せる 効果 10kg以上 正しい飲み方がポイント

大根スープ 痩せる 効果 10kg以上 ダイエット
大根スープ 痩せる 効果 10kg以上

大根スープ 痩せる 効果 10kg以上 正しい飲み方がポイントとなります。普段からマクロビオティック(玄米を中心に、日本の伝統食を基本とする食事法)を実践している方に、私が教室でよくおすすめしている2つのスープをご紹介します。

大根スープ 痩せる 効果 10kg以上

それが「切り干し大根スープ」と「大根にんじんスープ」です。

この2つのスープは、「ダイエット」と「便秘解消」に高い効果が期待できるため、多くの生徒さんにご好評をいただいています。

私が大根スープをおすすめする理由は、これをきっかけにマクロビオティックの素晴らしさを実感してほしいからです。

私自身、マクロビオティックと出会う前は、長年、花粉症や体調不良に悩まされていました。中学生の頃から、ほこりやアレルギー物質に敏感で、くしゃみ・鼻水・目のかゆみがひどく、耳鼻科通いが日常でした。さまざまな治療法を試しても、なかなか改善しませんでした。

そんな私が35歳のとき、マクロビオティックを始めたことで、20年以上苦しんだ花粉症が、わずか半年で改善したのです。

それだけではありません。以前は生理痛がひどく、毎月鎮痛剤が手放せませんでした。救急車で運ばれたこともあります。しかし、マクロビを取り入れたことで、生理痛が軽くなり、イライラや落ち込みも解消。肌のごわつきやシミも目立たなくなり、今ではしっとりした肌を実感しています。

さらに、体重もピーク時より8kg減り、むくみも解消され、今は無理なく46kgをキープしています。

このように、食事を見直すだけで体質が改善し、心も体もラクになった経験から、同じような悩みを持つ方にぜひ試していただきたいと思っています。その「はじめの一歩」としておすすめなのが、今回ご紹介する2つの大根スープです。

切り干し大根スープの魅力

マクロビオティックでは、大根は「脂肪を溶かす食材」とされています。とくに、天日干しされた切り干し大根は、ビタミンB1・B2が豊富で、体の奥にたまった古い脂肪を溶かし、排出を促す力が強いとされています。

実際に、切り干し大根スープを飲み、玄米中心の食事を取り入れた方の中には、10〜20kgの減量に成功した人も多くいます。切り干し大根の食物繊維が宿便などを排泄する効果が多くの人の便秘解消に役立っています。

さらに、切り干し大根スープは花粉症対策にもおすすめです。マクロビの考えでは、花粉症は「冬の間に体にたまった脂肪を排出しようとする自然な反応」とされており、切り干し大根スープを飲むことで症状が軽くなると考えられています。

私自身も、多くの花粉症の方におすすめしてきましたが、改善した例は数えきれません。

切り干し大根スープの作り方

材料は、切り干し大根(乾燥した状態で) 1/2カップ、水2カップのみです。

  1. 切り干し大根をパットの上で広げます。
  2. 2カップの水でもどします。5分程度です。
  3. 軽く絞ってみじん切りにします。
  4. 鍋に切った切り干し大根を入れて戻し汁とあわせて2カップの水を加えます。
  5. 弱火でひと煮立ちさせます。7分程度。
  6. さらに10分くらい、弱火でクツクツと煮ます。
  7. 切り干し大根をこして温かい汁を飲みます。

ポイントは空腹時に噛むようにして飲むことです。飲んだ後はしばらく食事をしないで胃腸をやすめます。最初は2週間ほど続けます。その後は、体が欲したときに飲むように習慣づけます。

大根にんじんスープの作り方

材料は、大根のすりおろしが大さじ2、人参のすりおろしが大さじ2、焼き海苔が1/2枚、無添加の梅干し1/2個、しょうゆ2~3滴です。

  1. 鍋に大根と人参を入れて混ぜ、水を加えて弱火でひと煮立ちさせます。
  2. 梅干しと焼き海苔を手でちぎって2~3分クツクツ煮て最後に醤油を垂らします。

作りたてを飲むのがポイントです。動物性食品をたくさん食べた後ならしょうがの絞り汁を入れるとさらに効果的です。

大根スープを作るのが面倒であれば切り干し大根茶でもOKです。切り干し大根スープで音沙汰がない場合も切り干し大根茶なら効く人もいます。

切り干し大根スープのNGな飲み方

せっかく栄養豊富な切り干し大根スープも、飲み方によっては効果を十分に活かせないことがあります。以下のポイントに注意しましょう。

  • 冷やして飲む
    切り干し大根スープは、体を温める効果が期待できるスープです。冷やして飲んでしまうと、そのメリットが半減してしまいます。特に寒い季節や、体を温めたいときは、温かいまま飲むのがおすすめです。
  • 一気に大量に飲む
    食物繊維が豊富なため、短時間で大量に飲むと、お腹が張ったり、消化不良を起こすことがあります。無理せず、適量をゆっくり味わって飲みましょう。
  • 過剰な味付け
    健康に良いスープでも、塩分の摂りすぎは控えたいものです。だしの旨みを活かし、ごま油や生姜などの風味で美味しさをプラスすると、減塩でも満足感のある味わいになります。
  • スープだけで食事を済ませる
    切り干し大根スープはヘルシーですが、これだけで一食を済ませると、タンパク質や炭水化物など他の栄養素が不足することがあります。主食やタンパク質のおかずと一緒に、バランスよく取り入れましょう。
  • 具材を食べずに汁だけ飲む
    切り干し大根には、食物繊維をはじめとする栄養素がたっぷり含まれています。汁だけを飲んで具材を残すのは、非常にもったいない飲み方です。しっかり具材も食べ切るようにしましょう。

切り干し大根スープは、シンプルながら深い味わいと体に嬉しい効果を持つ一品です。ぜひ日々の食卓に取り入れてみてください。

大根にんじんスープで便秘解消

便秘で悩む方におすすめなのが「大根にんじんスープ」です。便秘には、腸の動きが鈍くなる「弛緩性便秘」がありますが、これは腸の筋力低下や、腸内にこびりついた脂肪の影響で起こることがあります。

大根は脂肪を溶かす働きがあり、さらに、にんじん・梅干し・海苔を組み合わせることで、腸の動きを活発にし、自然なお通じを促します。

「大根にんじんスープを飲むと、腕1本分のお通じがある」と言われるほど、即効性を感じる人も多いのです。実際、私の教室でも驚きの体験談が続々と届いています。


まとめ

どちらのスープも、材料は手軽で作り方も簡単です。ぜひ、ご自身で試してみてください。マクロビオティックの第一歩として、大根の驚くべきパワーを体感し、心も体も健やかになってほしいと願っています。

ダイエット